パワーリフティングとは

スクワット,ベンチプレス,デッドリフトの3種目で重量を競い合い そのトータル重量で順位を決定するものです。

各種目とも試技は3回まで,各試技では1回挙上できれば成功となります。

判定は主審1名,副審2名が行い,2名以上が成功と判定すればその試技 は成功です。

 

スクワット

バーベルを肩でかついで、しゃがんで、立ち上がります。

【判定基準】

・膝頭よりも足の付け根(ヒップジョイント)が深く下がれば成功

・試技開始、完了時の膝のロック、前傾姿勢がとれていれば成功

・足の位置がずれたり、合図を無視したり、立ち上がり動作を繰り返した場合は失敗

 

ンチプレス

ベンチ台に仰向けになり、胸の上でバーベルを挙上します。

【判定基準】

・バーベルが胸または腹部に届かない場合やベルトに当たった場合は失敗

・拳上途中でバーベルが下がったり、試技開始・完了時に肘が伸び切らない場合は失敗

・臀部が浮いたり、足の位置がずれたり、足がベンチ台や支柱に触れたりした場合や合図を無視した場合は失敗

 

デットリフト

床に置かれたバーベルを引き上げ、脚と背中が伸びきるまで挙上します。

【判定基準】

・引き上げ完了時に膝が曲がっていたり、引き上げ完了時に肩が反っていない場合は失敗

・引き上げ途中にバーが下がったり、引き上げ途中でバーを大腿部で支えた場合は失敗

・バーを戻す時、コントロールしてプラットホームに置かなかったり、足がずれた場合は失敗

 

注)本ページでは判定の基準の概要のみ示してあります。実際にはJPA(日本パワーリフティング連盟) の定める詳細なルールに従って判定が行われます。

公益社団法人 日本パワーリフティング協会

ルール通達 https://www.jpa-powerlifting.or.jp/rules-members.php#a01